SSパッドUSB化基板Ver6

サターンパッドUSB化基板Ver6解説

文:研究員T

サターンパッドUSB化基板Ver6

SSパッドUSB化基板V6

サターンパッドUSB化基板Ver5の後継基板、サターンパッドUSB化基板Ver6です。PS3での使用を考慮して、スタートボタンを10番ボタンに変更しています。PS3でもスタートボタンとして使用可能になりました。スト4などに使用する際に、エントリーやコンテニューが可能になります。

PS4には対応しておりません。認証システムが厳しい為、現在の所、純正コントローラ以外は使用出来ない様です。

ボタン配置

ボタン配置 Windowsで認識されるボタン配置は写真の通りの配置に設定されています。スタートボタンは出荷時設定は連射設定/解除機能になっています。

プロパティゲームコントローラのプロパティでは、1〜10番までのボタンが表示されますが、9番ボタンは未使用になります。

PS3でのボタン配置

× L1 L2 R1 R2 START SELECT
C B X A Y L Z R START

※ 参考資料 復刻版サターンパッドのボタン配置

× L1 L2 R1 R2 START SELECT
B A Y X L Z R C START

※ Windowsでのボタン配列と、PS3のボタン配列はまったく別物として認識される様です。

スタートボタンの機能を変更する方法

基板部品面の左下側にジャンパーピンが有ります。出荷時は連射設定解除モードにしておりますが、ピンを中央と右側、S10と書かれているピンをショートするように挿しますと、STARTボタンは10番ボタンとして使用出来ます。
PS3ではスタートボタンとして認識されます。

ジャンパ設定部分ジャンパ設定部分

レスポンス

最大操作速度は55回/秒、人の手で入力した実用速度でも、読みこぼしも無く安定した入力を得る事が出来ます。

最大連射速度 最大操作速度
実用連射速度 実用操作速度
実用連射速度 実用操作速度

組み立て方

プラスドライバー一本で簡単組立
ネジを外してフタを外して基板を入れ替えてフタを閉じてネジを止めてこれで完成です。
左から、ネジを外してフタを外して、基板を入れ替えてフタを閉じてネジを止めて完成です。とてもかんたん。

より完璧に仕上げる為の組み立てのコツ

折角分解するのですから、基板を入れ替えるついでに色々イジってみましょう。そうそう壊れることは無いと思いますが、自己責任でよろしくおねがいします。

お掃除
現存するサターンパッドは古いものが多いです。特に初代サターン、Vサターン、Hiサターンのパッドを使いたい方は、分解したついでに掃除してください。プラパーツは歯ブラシと中性洗剤でガシガシ洗ってよーく水気を切って2〜3日干した後に組み立てると良いでしょう 。ゴムボタン、特に接点部分(裏側にある黒い丸)はエチルアルコール、手許に無い場合はCDやビデオテープ等のヘッドクリーナー液を使ってティッシュペーパーで拭いてから組み立てるとボタンの感度が結構かわります。
グリスを塗る
結構硬いので壊さないように気をつけつつ方向ボタンを外すと、上カバーにドーム状に盛り上がっている部分があります。そこにグリスを塗ると方向ボタンの入力が軽くなり、感触がよくなります。グリスはラジコン屋で買えるタミヤのセラミックグリスがおすすめです。方向ボタンはかなり固く取り付けられています。外す際にはくれぐれも壊さないように注意してください。あと、つけすぎてベタベタにしないようにお気をつけて。

復刻版サターンパッドのケースを使用する場合

付替え

LRのタクトスイッチをT−VFに付替えると、復刻版サターンパッドのケースに組込むが出来ます。
タクトスイッチはアクチェータ長3.85mm、動作トルク100gfの物が使用可能です。

※ ご購入後の取り替え作業は承っておりません。

復刻版専用基板も作りましたので、復刻版再生の方はこちらをご使用下さい。
復刻版サターンパッドUSB化基板Ver6F

製品データ

品名
サターンパッドUSB化基板Ver6
型番
HSS-USB6
ケーブルの長さ
1.5m
特徴
連射機能つき
スタートボタンは連射設定ボタン、10番ボタン何れかの排他選択
連射確認用青色LED(COOL PAD使用時のみ確認可能)
PS3のPS互換、PS2互換モードには非対応です
連射速度
秒19.2発
対応OS
Windows98,Windows98SE,WindowsME,
Windows2000,WindowsXP,Windows Vista
Windows7,Windows8.1,Windows10
価格
2,000円